ブログ blog

YOU_DSC_0834_TP_V

先日患者様からこんな質問を頂きました。

 

現在妊娠8か月で、お腹が大きくなってくるにつれて腰痛が出てきました。

ただでさえ身体が動かすのがしんどいのに腰痛まで重なると本当につらいです。

妊娠前からも腰痛は少しあったのですが、ここまで痛みが出たのははじめてなので

どうすればいいかわかりません。なにかいい方法はないでしょうか?

 

ご質問ありがとうございます。

 

妊婦さんの腰痛ってほとんどの方が程度の差はあれど、経験されるのではないでしょうか?

お腹が大きくなってくることで身体が動かしづらくなる上に腰痛まで襲ってくると

本当に辛いですよね。立っていても痛い、痛くて寝返りを打つのもきつい。

なにをやってもつらいと思います。

 

そこで今回は

 

・妊娠中に腰痛が起こるのはどうしてなのか?

・妊娠中の腰痛の対処法が知りたい!

 

といった方に向けて解説していきたいと思います。

この記事を読んで腰痛を軽減し、少しでも快適なマタニティライフにしてくださいね。

 

妊娠中の腰痛の原因とは?

 

 

妊娠中の腰痛はなぜなってしまう方が多いのでしょうか?

主な原因は3つあります。まずはその原因を知って対策につなげていきましょう。

 

 

1.妊娠中のホルモン分泌による影響

 

卵巣ホルモンの中にリラキシンというホルモンがあります。

このホルモンは妊娠3か月を経過したぐらいで分泌されはじめます。

 

リラキシンの働きは、赤ちゃんが出産の時に狭い骨盤を通って生まれてこられるように

骨盤周りの靭帯や関節を緩める働きがあります。

 

このリラキシンは出産において必要なホルモンですが、それによって緩んだ靭帯や関節の分も

筋肉が代わりとなって支えようと頑張るので、腰痛が起こりやすくなります。

 

リラキシンは妊娠3か月ごろから分泌されはじめ、4か月ごろにピークを迎えます。

それ以降は分泌量が低下していきます。そして妊娠後期になり出産が近づいてくると

また分泌が増えてきますので、ここでも腰痛を訴える方が増えてきます。

 

このリラキシンが分泌されていても腰痛を感じる方もいれば、全く感じない方もいます。

妊娠前から慢性的に腰が悪い状態にあった方は妊娠中でも腰痛になりやすいでしょう。

痛みとしては腰に感じるほかに、お尻や足の付け根辺りに痛みを感じる場合もあります。

 

 

2.姿勢が悪化することによるもの

 

妊娠してお腹が大きくなってくると、胎児の体重を含めて体重が10キロ前後増えることになります。

特にお腹が大きくなることで、骨盤が前に倒れて身体の重心が前のめりになります。

 

重心が前のめりになるということは、身体は前に倒れないように後ろに引っ張ろうと

腰や背中の筋肉が頑張ります。それによって腰痛が起こりやすくなります。

妊娠中に体重が増える事は仕方にないことですが、その増やし方に気を付けましょう。

ウオーキングを取り入れたり、毎日体重計に乗るなどしてこまめに体重管理しましょう。

急激な体重増加にならないように注意しましょう。

 

 

3.精神的不安から起こるもの

 

はじめての出産となると不安にならない方のほうが少ないはず。

精神的なストレスは身体の痛みに大きく影響します。その出産に対する不安はすべて拭うことは

できないかもしれませんが、うまく付き合っていくしかありません。

 

・リラックスできるものや好きな事をする

・出産を経験した友達に悩みを聞いてもらう

・旦那さんに不安であることを伝えてみる

 

出産は産むのはあなたですが、1人ではありません。

上記のようなことを取り入れてうまく気分転換しましょう。

 

 

妊娠中の腰痛の対処法

 

 

ここまで解説したとおり、妊娠中に起こる腰痛は多くの方が経験します。

では腰痛が起こった時にはどのように対処すればいいのでしょうか?

 

 

1.コルセット (骨盤ベルト) を使う

 

体重が増えてくるにつれて、腰にかかる負担はどんどん大きくなってきます。

妊娠前にはなんともなかったことが妊娠中には相当な負担に変わります。

 

そんなときは骨盤ベルトをうまく使いましょう。妊娠している方の骨盤ベルトの巻き方は

少し難しいです。大きくなったお腹を下から包み込むように巻き、あまり締め付け過ぎないように

しましょう。間違ってもお腹の上につけないようにしてくださいね。

 

2.運動を取り入れる

 

運動を取り入れて筋肉が硬くなるのを防ぎましょう。

腰痛の緩和には効果的です。妊娠初期には安静にしておいたほうがいいですが、

5か月を過ぎたぐらいからなら問題ありません。

どのような運動がいいのでしょうか?

 

・猫のポーズ

妊婦さんのストレッチの中では有名な猫のポーズです。

両ひざをつけて四つん這いの姿勢になり、膝を肩幅ぐらいに開きましょう。

 

息をゆっくりと吐きながら背中を丸め、息を吸い、また息を吐きながら今度は逆に背中を反らします。

この運動をゆっくりと繰り返してください。痛みのない範囲で行ってください。

 

・ウォーキング

1日中家でじっとしているのは腰痛の原因になりますので、よくありません。

体調がいい日には、少しの時間でもいいので外を歩きましょう。

外の空気を吸うと気分転換にもなります。

 

3.靴選びに気を付ける

 

お腹に赤ちゃんがいるので腰痛はもちろんですが、転倒は必ず避けなければなりません。

お腹が大きくなるとバランスがどうしても取りづらくなってきますので

安定した靴を選ぶことが第一条件です。

 

ヒールの高い靴は身体が前傾姿勢になってしまうので、さらに転びやすくなります。

なので妊婦さんがヒールの靴を履く場合は、低めのものを選ぶようにしましょう。

ポイントとしては靴底の面積がなるべく地面に接しているものにしてください。

 

1番転倒のリスクを減らせるのはフラットシューズです。

転倒しにくい靴選びが腰痛を起こしにくいことにもつながります。

 

4.毎日湯船に浸かって温める

 

妊娠後期になって動くのが少ししんどくなってくると、湯船に浸からずに

シャワーだけで済ませてしまう方も多いようです。

 

しかしこれだと身体が十分に温まらずに冷やしてしまいます。

冷えると当然筋肉は硬くなり疲労物質が身体から抜けにくくなるので、

できるだけ毎日湯船に浸かるようにしましょう。半身浴でも構いません。

およそ40~41℃ぐらいで10~20分程度がいいでしょう。

 

妊婦さん腰痛まとめ

 

 

妊婦さんに起きる腰痛の原因にはホルモン・姿勢・精神的なストレス

など様々な原因があります。妊娠時は普段に比べると腰痛が起こりやすい状態ではありますが、

極力避けたいものです。もし腰痛が起きてしまった場合はご紹介した対処法を試してください。

 

もしそれでも痛みが取れなかった場合は、お気軽にご相談ください。

茨木はなおか整骨院では妊婦さんの腰痛に特化した施術を行っております。

 

妊娠中では治療ができないと断られてしまった方もおられると思いますが、当院では安定期に入った

状態では施術をさせていただいております。腰痛をなくして少しでも快適なマタニティライフに

なるようにしてくださいね。

腰痛・肩こりでお悩みの方

著者:手技による施術のみで改善させる腰痛・肩こり治療のスペシャリスト

所持資格:柔道整復師、鍼灸師

院長花岡

自身がなにをやってもよくならない腰痛に5年以上悩まされた経験から治療家の道へ。
臨床経験を積むうちに何をしてもよくならない腰痛や肩こりで悩む人の共通点が骨盤の歪みからくると気づき骨盤を中心とした身体の研究を始める。
その後32000人以上の施術経験を積み、大阪府茨木市に3年以上よくならない腰痛・肩こりの専門院として茨木はなおか整骨院を開業。 機械を一切使わない手技による施術のみで、腰痛・肩こりの痛みをなくす大阪で唯一の腰痛・肩こりの専門家。
長きにわたって腰や肩の辛い症状で悩んでいる方の治療にあたる。治療に来られた患者さんのうち90%がリピートし、症状改善率は91.7%の実績を誇る。