近年は仕事でパソコンを使うという方が増えてきました。
1日8時間、ひどい時にはそれ以上?パソコンに向かっているという方に肩こりは起きやすいです。
パソコンが普及したことで便利になりましたが、それによって腰痛や肩こりなど身体に支障をきたしてしまう事も
多くなりました。肩こりが出てきてしんどくなってくると、仕事に集中できずに作業効率が落ちます。
そうなると仕事時間は更に増えるという悪循環に陥ってしまいます。
いわゆるデスクワークをしている方に肩こりは特に多いのですが、なかには全く肩こりがなく仕事ができている
という方もいるんです。このような差は一体なんなのでしょうか?
そこで今回は、デスクワークをしている方が肩こりにならないためにできることや、すでに肩こりを感じている方が
出来る対処について解説していきたいと思います。
デスクワークで肩こりが多い理由
ずっとパソコンとにらめっこしていると肩が凝りやすいです。
これにはいくつかの理由があります。
・長時間同じ姿勢を取り続けることによる筋肉疲労
・画面に集中することで、頭が前に出て首や肩の筋肉に負担がかかる
・キーボードやマウスを使うために手が前に出て、巻き肩になり背中に負担がかかる
このような3つのことが肩こりが多い原因となります。
この3つに共通しているのは姿勢なんです。なので、姿勢に気を付けることができれば肩こりを予防
することができます。仕事に集中しているとついつい姿勢を忘れてしまいがちになりますが、
正しい姿勢を保つという事はとても大事になります。
次にデスクワークをしている時の正しい姿勢について解説していきます。
肩こりを防ぐ正しい座り姿勢とは
次にご紹介する姿勢を取ることで、肩こりにはなりにくくはなりますが、全く肩こりにならないという
わけではありません。同じ姿勢を維持するということだけでも身体にはかなりの負担がかかります。
同じ姿勢でいると同じ筋肉ばかりが使われることになるため、身体をこまめに動かしていくということも
必要になります。今、悪い姿勢で仕事をしている方はまずは姿勢を変えるという事から始めてください。
肩こりになりにくい良い姿勢のポイントを説明していきます。
・腋を開き過ぎずに、肘はデスクの上に乗せる事
腕を浮かしたまま、タイピングなどしていませんか?
その状態では肩周りの筋肉に負担がかかりっぱなしになるので、肘はデスクに置いて力を抜いた状態で
行うようにしましょう。デスクに肘を置くスペースがない場合は、アームレストに肘を置くようにしましょう。
少しでも腕の重みを軽くして負担を減らすことが目的です。
・頭を前に出ないように気を付ける
画面に集中するあまり、頭の位置がどんどん画面に近づいてしまうことがよくあります。
頭の重さは約5キロもあるので、前に出てしまった頭を支えるために首や肩の筋肉が緊張します。
なので、頭の位置は両肩を結んだ線上にあるように意識してください。
また、パソコンの画面が低い位置にある場合はそれだけ頭も前に出やすくなってしまうので、画面の位置を高めに
調節するか、椅子の高さを変えるなどして対応しましょう。
・軽く胸を張った状態を意識する
背中が丸まった猫背の状態では、筋肉が緊張して肩こりの原因になりますので、常に胸を軽く張った様な状態に
なるようにしてください。胸を張ることで頭の位置も前に出にくくなります。
これら3つの良い姿勢のポイントを守った上で、身体に力を入れずにリラックスした状態でその姿勢を保つように
できればオッケーです。いい姿勢でも緊張して身体に力が入っていると肩こりになりますので。
また、この良い姿勢も長時間同じままだと、さすがに筋肉が疲れてきて肩こりを感じるようになります。
ですので、たまにストレッチや身体を動かすことが必要になってきます。
これから仕事中でも簡単に行うことができる運動やストレッチをご紹介します。
仕事中にできる肩こり予防の運動
デスクワークでも椅子に座ったままできる運動をご紹介します。
こまめに行うことを意識してください。
まずは写真のような姿勢を取って下さい。
この状態から肩甲骨を動かすことを意識してグルグルと肩を回します。
できるだけ大きく動かすことがコツで、逆方向も行ってください。
続いては別の運動です。
写真のような姿勢を取ります。
この写真では立った状態で行っていますが、座っていても大丈夫です。
背中や肩甲骨の筋肉に力を入れるイメージで行ってください。
これらの運動を行うことで、同じ姿勢で疲れている筋肉に血流を送る事ができるため、疲労が軽減されます。
【必見!】デスクワークの人を悩ませる肩こりの改善法 まとめ
デスクワークの人を悩ませる肩こりの改善法について解説してきました。
仕事がデスクワークの方はそうでない方に比べて、肩こりになりやすい状態なので、姿勢に気を付けたり
運動をこまめに取り入れるということをする必要があります。
肩こりになりやすい姿勢を変えるだけでも、かなり肩こりは軽減されますのでぜひ見直してみてくださいね。
上記のようなことを試しているのに、全く肩こりが改善されない場合は自力での改善は難しいので、
肩こりを根本的に改善するための整体を受ける事をおすすめします。
あなたが肩こりを感じる事なく仕事に集中できるようになることを祈っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。