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先日患者さんからこのような質問をいただきました。

 

10年以上前から慢性的な腰痛を持っています。

その上、1年に1回ぐらいの頻度でぎっくり腰を繰り返してきました。

ぎっくり腰になった時は痛みが強いので、毎日痛み止めの薬を飲んでいましたが、そのうちに

慢性的に感じている腰痛に対しても薬を飲んでしまうことが多くなりました。

なんとなく身体には悪いような気がするのですが、腰痛に痛み止めの薬を使い続けるのは

やっぱりダメでしょうか?もし使っていい時があるとすればどんなときか教えてください。

よろしくお願いします。

 

 

ご質問ありがとうございます。

 

 

なかなかひどい腰痛ですね。質問者様のように腰痛を慢性的に持っている方は、痛み止めの薬を

飲んでその場の痛みを抑えようとしていることが多いようです。

その生活に慣れてしまうと痛みが出たら飲むということが当たり前になってきます。

最初の内は効いていた薬もそのうちに効きづらくなり、飲んでいる薬の量を増やしている方も

たまにおられます。腰痛にはこのような痛み止めの薬を使っていい時もあれば、使うのをやめたほうが

いい時もあります。使い方を間違えてしまうと腰痛をさらに悪化させてしまうことにもなりかねません。

そこで今回は腰痛の時に飲む痛み止めの薬の正しい使い方について解説していきたいと思います。

今まで薬が手放せなかった方もこの記事を読んで正しい使い方を知ってくださいね。

 

 

腰痛で使う痛み止め薬といえば?

まず痛み止めの薬として思い浮かぶのは「ロキソニン」ではないでしょうか?

すごく有名な薬ですが、いまいちどのような効能があるかまでは知らない方も多いと思いますので

紹介しておきます。

 

ロキソニンの効果

ロキソニンは発熱や炎症、炎症による強い痛みなどを取り除いてくれる鎮痛剤になります。

人間の身体の中で痛みを引き起こす物質をプロスタグランジンといいますが、そのプロスタグランジンの

が身体の中で合成されるのを阻害して、痛みを抑える働きがあります。

腰痛や変形性関節症、関節リウマチや歯痛などの痛みを鎮めたり、

その他、風邪などで引き起こされる痛みや発熱を抑える効果もあります。

 

副作用・禁忌にあたる人

ロキソニンを服用して報告されている副作用としては、主に消化器症状になります。

腹痛、胃の不快感、食欲不振などです。

稀にむくみやじんましんが出たり、眠気が出る場合もあります。

禁忌(服用できない人)は、消化器潰瘍がある人や肝臓、心臓、腎臓疾患がある人、

アスピリン喘息のある人、妊婦の人、ロキソニンにアレルギー反応が見られる人などは服用

できませんので注意してください。

 

腰痛で痛み止めの薬を使う時のポイント

 

では、腰痛がある時に痛み止めの薬を実際にどのように使えばいいのでしょうか?

これから抑えるべき大事なポイントを解説していきます。

 

1.慢性的な腰痛には使わない

 

・日頃から慢性的に腰痛を感じている方

・何年も腰痛と付き合っている方

 

このような方は痛み止めの薬を服用することは極力やめておきましょう。

慢性的な腰痛の場合、炎症反応を起こしているわけではないので痛み止めの薬を飲んでも

いまいち効かないということが起こります。

上記で説明した通り、ロキソニンは炎症に起因する痛みを取り除く効果があるからです。

ですので慢性的な腰痛がある場合は生活習慣の見直しや身体の治療をしていくことで腰痛を治していく

という方向性が大事になります。

 

2.ぎっくり腰などの炎症を伴う腰痛に使う

重い荷物を持ち上げた時やふとした瞬間に痛みが襲ってくるぎっくり腰などの急性腰痛と

呼ばれる腰痛に関しては、痛み止めの薬が効果を発揮します。

ぎっくり腰の場合は痛みが強すぎるため、状況をみて服用してもいいかと思います。

ここでの注意点としては痛み止めの薬を飲んだとしても、一時的に痛みをわからない状態に

しているだけなので薬が効いて痛みが引いてきても身体を動かしすぎないようにしてください。

過度の安静もいけませんが、薬の効き目がなくなってきた時に今どのくらいの痛みがあるのかを

毎回確認して、今の状態では身体がどのくらいの範囲動けるのかを把握してから薬を飲むように

してください。

 

3.用法用量を守る

当たり前のことですが、痛みが引かないからといって薬を多めに飲んだり間隔を短くして

飲むということはやめましょう。

これはぎっくり腰の患者さんがやってしまいがちなNG行為です。

結果的に腰痛の治りを遅らせてしまうことになります。

 

 

【必見!】腰痛で痛み止めの薬を使う時のポイント

まとめ

 

腰痛で痛み止めの薬を使う時のポイントについて解説してきました。

腰痛には急性と慢性に分かれてきますので、慢性腰痛で薬を服用しているという方は

いつまでも治ることはありません。

あなたの感じている慢性的な腰痛は今までの生活習慣の結果の現れです。

今以上に悪化する前に治療を受けて、生活習慣の見直しをして早めに治してあげてください。

痛み止めの薬というのは正しく使えば、痛みを和らげてくれたり、それによって動けるようになったり

という爆発的な効果がありますが、使い方を間違ってしまうと全くの逆効果になります。

身体の事を理解して正しい使い方を守ってあげれば痛み止めの薬も素晴らしいアイテムになるでしょう。

腰痛・肩こりでお悩みの方

著者:手技による施術のみで改善させる腰痛・肩こり治療のスペシャリスト

所持資格:柔道整復師、鍼灸師

院長花岡

自身がなにをやってもよくならない腰痛に5年以上悩まされた経験から治療家の道へ。
臨床経験を積むうちに何をしてもよくならない腰痛や肩こりで悩む人の共通点が骨盤の歪みからくると気づき骨盤を中心とした身体の研究を始める。
その後32000人以上の施術経験を積み、大阪府茨木市に3年以上よくならない腰痛・肩こりの専門院として茨木はなおか整骨院を開業。 機械を一切使わない手技による施術のみで、腰痛・肩こりの痛みをなくす大阪で唯一の腰痛・肩こりの専門家。
長きにわたって腰や肩の辛い症状で悩んでいる方の治療にあたる。治療に来られた患者さんのうち90%がリピートし、症状改善率は91.7%の実績を誇る。