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日本の平均寿命は80歳を超えてきて、日本は世界1位の長寿国となりました。

それによって高齢化が進み、お年寄りの人口が増えています。

医療の発達などにより長生きできる時代になりましたが、それによる弊害で身体にはいろいろな障害が

起きてきます。その中で多いのが腰痛です。

高齢者には腰痛を訴える人が本当に多いのです。

また、その腰痛にも高齢者に多い腰痛のタイプというものがありますが、これらの腰痛を放置して

しまったがために、寝たきりになってしまうケースもあります。

そこで今回は高齢者に多い腰痛とはどういったものなのかについて解説していきたいと思います。

今、腰痛を訴える高齢者の家族がおられる場合は注意してこの記事を読んでください。

 

 

高齢者に多い腰痛とは

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高齢者に多い腰痛とはどんなものでしょうか?

代表的なものが2つありますので、1つずつみていきましょう。

 

 

1.骨粗鬆症による圧迫骨折

骨粗鬆症は骨に含まれているカルシウムの量が減少して骨がもろくなり、骨折しやすい状態になって

しまうことをいいます。

骨密度が低くなることによって、骨がスカスカの状態になり、ひどい場合だと座っただけで

圧迫骨折してしまうこともあるぐらいです。

圧迫骨折しやすい場所は脊椎になりますので、腰痛が多くの場合に出現します。

脊椎が圧迫骨折すると椎体が変形するために背骨自体が曲がり、背筋が丸くなります。

このことを「亀背」といいます。

骨粗鬆症からくる圧迫骨折がある時にはこんな自覚症状を訴えることがあります。

・お尻や足が強く痛む

・背中を下にして寝ると痛い

お尻や足が痛むということは、圧迫骨折から坐骨神経が出ていることが考えられます。

この症状が出ているだけだと、圧迫骨折が見逃されていることがよくあるので、高齢者の人が

ある日突然ひどい腰痛や坐骨神経痛を訴えたら、圧迫骨折を疑うことが大事です。

圧迫骨折をきっかけに寝たきりになってしまうことがありますので、防いでいきたい所です。

背中を下にして寝ると痛いというのは、圧迫骨折している椎体が床に当たって強い痛みが起きるからです。

 

2.脊柱管狭窄症

脊髄神経の通り道になっている脊柱管という骨でできたトンネルが背骨にあります。

この脊柱管が老化に伴う骨の変形などの原因で狭くなり、脊髄神経を圧迫するようになります。

これを脊柱管狭窄症と呼び、腰椎で起きたものは腰部脊柱管狭窄症といいます。

そうすると腰痛が症状として現れ、長い時間歩くことができない【間欠性跛行】などの代表的な症状も

現れるようになります。

脊柱管狭窄症もひどいものでは、歩くのがつらいぐらいの痛みが腰や下肢に出るために、

寝たきりや動けなくなってしまう場合があります。

脊柱管狭窄症についての詳しい記事はこちらをご覧ください↓

脊柱管狭窄症のすべて【原因から治し方まで】

 

高齢者に多い主な腰痛はこの2つになりますので、これらの腰痛が起きた時に寝たきりにならない

ためにはどうすればいいのでしょうか?ご紹介していきます。

 

 

高齢者に多い腰痛の対処法

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骨粗鬆症も脊柱管狭窄症も予防することが第一ですが、今回はなってしまった時の対処について

解説していきたいと思います。

 

1.骨粗鬆症による圧迫骨折の対処法

骨粗鬆症による圧迫骨折で1番注意したいのが、痛みがあり安静にしている期間からそのまま筋力が落ちて

寝たきりになってしまうことです。

そうならないために、痛みの出ない範囲で身体を動かすということを忘れてはいけません。

例えば手足の末端の筋肉や関節から徐々に動かしていきます。

足先の筋肉を動かして痛みがなければ、足首を動かす。

足首でも痛みがなければ膝を動かしたり回したりするという具合です。

ポイントとしては安静にするけど、痛みのない範囲で動かすということです。

そしてこれを忘れずに行いながら骨粗鬆症の治療をしていき、早期の回復を目指しましょう。

 

2.脊柱管狭窄症の対処法

脊柱管狭窄症は発症した時の程度の差により対応が変わってきますが、長い距離を休めずに歩けないという

人は脊柱管狭窄症が進行している状態だといえます。

寝たきりを防ぐという点では、痛みのコントールができることが重要ですが、

脊柱管狭窄症の場合は状態によって治療法の選択が変わります。

薬物療法による治療や手術が検討される場合もあります。

整体などの施術で改善に向かうことも少なくありません。

脊柱管狭窄症の場合は悪化する前に治療をしていくことが大切です。

 

 

【必読】放置すると寝たきりに?高齢者に多い腰痛とは まとめ

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高齢者に多い腰痛について解説してきました。もう一度ポイントをおさらいします。

高齢者に多い腰痛に多い主な2つの疾患

 

・骨粗鬆症による圧迫骨折

・脊柱管狭窄症

 

圧迫骨折は見逃されることが多いので、お年寄りの腰痛や坐骨神経痛が出た場合には

まずは整形外科でレントゲン検査を受けて圧迫骨折がないかを調べましょう。

圧迫骨折がなかった場合には、治療を整体などの全身のバランスを整えていくものに切り替えたほうが

良いです。脊柱管狭窄症では、程度がひどくなると治療が難しくなってくるので腰痛が出始めた時には

放置せずに素早く対処していただきたいと思います。

ご家族にお年寄りがおられる場合にはぜひ注意していただきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

腰痛・肩こりでお悩みの方

著者:手技による施術のみで改善させる腰痛・肩こり治療のスペシャリスト

所持資格:柔道整復師、鍼灸師

院長花岡

自身がなにをやってもよくならない腰痛に5年以上悩まされた経験から治療家の道へ。
臨床経験を積むうちに何をしてもよくならない腰痛や肩こりで悩む人の共通点が骨盤の歪みからくると気づき骨盤を中心とした身体の研究を始める。
その後32000人以上の施術経験を積み、大阪府茨木市に3年以上よくならない腰痛・肩こりの専門院として茨木はなおか整骨院を開業。 機械を一切使わない手技による施術のみで、腰痛・肩こりの痛みをなくす大阪で唯一の腰痛・肩こりの専門家。
長きにわたって腰や肩の辛い症状で悩んでいる方の治療にあたる。治療に来られた患者さんのうち90%がリピートし、症状改善率は91.7%の実績を誇る。