肩こりにはいろいろな原因があります。
あなたの生活習慣の中に肩こりの原因が隠れていることがほとんどなのですが、枕が合っていないことが原因で
肩こりになってしまっている方が意外に多いのです。
とはいえ枕選びは難しく、自分に合っているのがどんなものなのかもわからないという方も多いのでは
ないでしょうか?実際に使ってみないことにはなかなかわかりませんよね。
そこで今回は肩こりを防ぐ為の正しい枕選びについて解説していきたいと思います。
この記事を読んで自分に合った枕で睡眠を取って、肩こりを防止してもらいたいと思います。
枕と肩こりの関係とは
枕が合っていないことで、肩こりになってしまうことはあるのでしょうか?
枕には高さや硬さなどの違いがありますよね。また素材による違いもあります。
例えば、枕が高すぎると顎が引けてしまうので、首の筋肉に負担がかかります。
その状態で1晩寝る事によって肩こりになってしまうのです。
朝起きた時に肩こりや首の痛みを感じる事が多い場合は、枕が合っていない可能性が考えられます。
肩こりを感じている人でも、マッサージなどにはよく通うものの、枕を見直したりということは意外に少ないのです。
日常生活の中に肩こりを引き起こす原因はいくつもあり、その中でも枕による影響も大きいでしょう。
肩こりになりにくい正しい枕の選び方
では次に肩こりになりにくい正しい枕の選び方について解説していきたいと思います。
枕にはいくつかのポイントがあり、今回は枕の高さ・硬さ・素材の3つに分けて解説していきたいと思います。
・枕の高さ
枕の高さは睡眠と肩こりを予防する上で、最初に確認してほしいポイントになります。
自分に合ったものよりも高すぎたり低すぎたりする枕を使っている場合は肩こりの原因になります。
高すぎる枕を使っている場合は、顎の位置は下がってしまいます。
反対に低すぎる枕を使っている場合は、顎の位置が上がってしまいます。
理想的なのは、このように顎の位置が上がったり下がったりするのではなく、フラットな位置になるような
高さの枕を選ぶことです。
枕に対して自分の顎の位置を確認することは難しいですので、他の人に確認してもらうか、
高い枕と低い枕の中間を取るようにするなどして、まずは正しい高さの枕を使うようにしましょう。
枕の高さの平均値というものがあり、男性は4cmで女性は3cmといわれています。
しかしこれはあくまでも平均であり、その人の体系や骨格によっても変わってきてしまいます。
ですので、枕を選ぶ場合は実際に寝ていた状態で顎の位置を気にしながら心地いい枕を選んでみてください。
・枕の硬さ
枕の硬さも大切な要素になってきます。
枕が柔らかすぎると、頭が沈み込んでしまいますので寝返りが打ちづらくなってしまいます。
寝返りを打つことで身体にかかる負担を減らしてくれる役割がありますが、それが減ってしまうために
肩や首にかかる負担が増えて肩こりになってしまいます。
反対に硬すぎる枕の場合は、頭が不安定になりますので筋肉が頭を支えるために緊張し、肩こりの原因に
なってしまいます。
柔らかすぎても硬すぎても肩こりを招いてしまいますので、寝返りの打ちやすい枕を選ぶことが大切です。
この枕の硬さですが、なにによって変わるかというと枕の素材によって硬さが変わってきます。
なので、なんの素材でできているのかという所も大切になってきます。
・枕の素材
枕の素材にはさまざまな種類のものがあります。
羽毛でできているものや、ポリエステル、ウレタンなど通気性に優れているものや
水洗いができるのかなどです。汗を吸い取る力は基本的にどの枕でもありますので、素材によって選ぶときに
考慮すること実際に寝てみた時の心地よさになります。
また、素材によって使っているうちに弾力性がなくなってくるので、適度な期間で買い替える事が必要です。
【知っておきたい!】肩こりの人の正しい枕の選び方 まとめ
肩こりの人の正しい枕の選び方のついて解説してきました。
今回のポイントをもう一度おさらいします。
枕を選ぶときのポイントは高さ・硬さ・素材3点を重視して選びましょう。
高さは寝た時に顎の位置がフラットになる高さを選ぶことです。もしわからなければまずは低めの枕を買ってみて
タオルなどを挟んで調節してみるといいでしょう。いきなり高い枕を買ってしまうと、低く調節することは
できませんので。そして硬さは寝返りがうちやすいのに加えて、首にフィットするものがベストです。
あとは素材ですが、上の2つの条件を満たすもので、通気性のいい素材を選びましょう。
個人的には羽毛やポリエステルがあすすめです。
なかなか自分にぴったりの枕を選ぶことは難しいのですが、あなたに合う枕は必ずあります。
そして一度その枕を見つけてしまうと、睡眠の質が上がり肩こりも改善していくでしょう。
ぜひ一度ご自身の枕を選びなおして、良い睡眠を取ってみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。