茨木市・南茨木の茨木はなおか整骨院の花岡です。
当院に来られた患者さんの症例報告をしたいと思います。
20代男性 仕事中に荷物を持ち上げた瞬間に腰に激痛が走り、しびれが右足に走る。
整形外科を受診した所、レントゲンとMRIで椎間板ヘルニアと診断された。
シップを貼って、コルセットを巻き 痛みに耐えながらお仕事を1週間ぐらいされてから
我慢できずに当院に来られました。
典型的な急性期の椎間板ヘルニアといった感じで、右足のしびれや痛み、
筋委縮といって筋肉が細くなるくらいの重症例でした。
左右の太ももの太さを比べると明らかに右が細くなっています。
筋肉の指令が伝わらずに、歩いていても右足に力が入らずに仕事中に何回も転倒される
とのことでした。
仕事がこの先続けられるのか不安に思っておられたので、ヘルニアの治癒過程を説明
させていただき、治療に入りました。
急性期の椎間板ヘルニアにはマッサージや矯正は禁忌であるので、
鍼治療で筋肉の緊張を緩和させ、ラジオ波で局所の循環の促進を行いました。
もちろんすぐには痛みは消えませんが、2週間を経過した辺りから痛みのレベルが
徐々に少なくなり、1か月を経過したときには痛みが消失しました。
急性期の椎間板ヘルニアではあるが、年齢が若く筋肉量も多いので、回復も早く
突出したヘルニアの吸収スピードが速かったため、痛みの消失につながりました。
日頃から慢性的に腰痛があったとのことなので、疲労が蓄積していた状態だった
のだろうと考えられます。特に運送業の男性は腰痛には注意しなければいけません。
腰のメンテナンスを怠ると、いつか爆発してしまいます。
身体が資本で、動けなくなると仕事ができなくなりますので、定期的なケアを
おすすめしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。