同じ姿勢を続けた状態で仕事をしている人に肩こりって多いんです。
デスクワークなどがその代表ですね。同じ姿勢を続けた状態では筋肉は硬くなってしまい痛みが出ます。
その肩こりの原因にはいろいろありますが、特に多いのが筋肉が硬くなったり、筋肉疲労からくるものです。
筋肉でも身体には多くの筋肉があるので、肩こりの原因となる筋肉に対してアプローチすれば、改善に向かう人も
いるはずです。そこで今回は肩こりの原因となっている筋肉についてや、その筋肉に対するアプローチ方法などを
解説していきたいと思います。肩こりがあって毎日つらい方はこの記事を読んで参考にしてください。
筋肉由来の肩こりとは
筋肉が原因になって肩こりを訴えることが本当に多いです。
それぐらい筋肉と肩こりには密接な関係があります。
その理由として挙げられるのは、頭の重さを支えているからなんです。
頭の重さはどれぐらいあるか知っていますか?
およそ5~7キロ程度あるといわれていて、これはボーリングの球と同じぐらいの重さになります。
常にこれだけの重さを首や肩の筋肉で支える事になりますから、かなりの負担がかかってきます。
姿勢が良く頭の位置がいい時はそれほどの負担にはなりませんが、例えばパソコン画面に集中した状態では
頭はどんどん前に移動していきます。そうなると首や背中の筋肉の負担は増えて肩こりにつながるわけです。
肩こりの原因となる筋肉
では、どのような筋肉が肩こりの原因になるのでしょうか?
頭の重さを支える筋肉を考えると、僧帽筋や肩甲挙筋などの筋肉があります。
僧帽筋は身体の表面に見えているアウターマッスルで肩こりの方がよく感じる筋肉になります。
肩甲挙筋は身体の中の方にあるインナーマッスルなので、僧帽筋のように身体の外からは見えません。
頚椎から肩甲骨に繋がっている筋肉で、この肩甲挙筋という筋肉が実は肩こりの大きな原因になっています。
肩甲挙筋は僧帽筋の内側に位置しているので、触るのにはコツがいります。
これらの筋肉が疲労することで肩こりになってしまうわけですが、この他にも背中の筋肉なども
肩こりに影響してきます。これらの筋肉に対してどのようなアプローチをすれば肩こりは改善されるのでしょうか?
次にいくつかの対処法をご紹介します。
肩こりの原因となる筋肉に対する対処法
肩こりを感じさせないように原因となる筋肉にどのような対処をすればいいのでしょうか?
対処法としては大きく2つありますのでみていきましょう。
1.筋肉を鍛えて強くする
先ほどにも説明しましたが、人間は常に頭の重さを支えているために筋肉に負担がかかります。
筋力が弱い人はすぐに肩こりを感じてしまいますが、筋肉を鍛えて強くしてあげれば肩こりを感じることが
少なくなります。これは肩こりに限ったことではなく、痛みの多くの原因は筋力不足からきているのです。
ですので、肩こりの原因となる僧帽筋や肩甲挙筋の簡単にできるトレーニングをご紹介します。
こちらの記事に詳しいトレーニングのやり方が書いてありますので参考にしてください↓
よく勘違いで多いのが、「トレーニングすると筋肉が太くなるから嫌だ。」という方がおられますが、
筋肉が太くなるようなトレーニングは、ウエイトトレーニングをしない限りは肥大しません。
ウエイトトレーニングでも自分が8~12回ぎりぎり行えるぐらいの重さが必要です。
それを継続して徐々に成果が出てくる感じです。筋肉ってそんなに簡単に成長しないんです。
ここでご紹介したトレーニングは自分の体重を使ったものなので、筋肉が大きくなることはありませんので
安心してくださいね。筋力が弱くて肩こりを感じている方の筋力アップには最適なトレーニングになります。
2.整体を受ける
僧帽筋や肩甲挙筋を鍛えて強くするのも必要ですが、身体の骨格などが歪んでしまっている場合には
その骨格を治してあげることが必要です。なぜなら筋肉は骨に付着しているからです。
その骨に歪みなどがあると筋肉には余計なストレスがかかります。
理想としては、骨格などの歪みを取ってから筋肉を鍛えて強くしていくのがいいでしょう。
そうすることで肩こりになりにくい身体が完成します。
【肩こりの方必見】肩こりの原因となる筋肉は? まとめ
肩こりの原因となる筋肉とその対処法について解説してきました。
私たちの身体は頭を支えていたり、パソコンやスマホが普及するようになってから首や肩周りに負担をかける
ことが増えました。そのせいで肩こりを感じる人も増えてきています。
日常生活では身体に負担をかけることが多いので、それに負けないように良い状態を作っていきましょう。
そうすれば肩こりもその他の症状も全く感じることなく過ごすことができます。
肩こりがある人は早めに対処していきましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。