茨木市・南茨木の茨木はなおか整骨院の花岡です。
高齢の方で腰が曲がってしまっている方を見かけることがよくあります。
腰が曲がるといっても、そうなってしまうまでに色々原因があるわけなんです。
広いくくりでいうと生活習慣、その方のこれまでの過ごし方の結果が
腰が曲がるといった状態になって現れているわけです。
腰が曲がってしまう原因には次のようなものがあります。
1.骨粗鬆症
背骨がもろくなり、潰れて骨折し変形を起こした状態です。
このせいで腰が曲がってしまった方が本当にたくさんいます。
高齢の女性に特に多いのですが、女性ホルモンの影響で骨密度のバランスが
悪くなっていきます。そのほかにはカルシウムなどの栄養状態が悪かったり、
運動習慣がなく、日光にあまり当たらなかったなどの生活習慣が原因です。
骨粗鬆症はなってしまう前の予防が大事です。
しっかりと栄養を摂って、外に出て運動する習慣をつけましょう。
外を歩くことから始めてみてもいいかもしれませんね!
2.筋力の低下
ただ単純に腰を支える筋力がなくなって曲がってしまう状態です。
この場合は早急に筋力をつけて戻さないと腰が曲がったままの姿勢に身体が慣れて
しまいよくないです。高齢になると筋肉が変性を起こして筋力が弱くなります。
人間は運動習慣がない場合は20歳をピークに1年で1%ずつ筋肉が落ちていくのです。
3.痛みを避けるため
脊柱管狭窄症などの場合、腰を前に曲げた方が痛みやしびれが楽になるので
痛みを避けるために前かがみの姿勢になってしまいます。
この場合は腰が曲がってしまう原因となる疾患の治療を行います。
いずれにしても腰を曲げた状態のままで生活していると、腰の筋や関節が拘縮を
おこして常に腰が曲がった状態になります。
そしてその姿勢にあった杖を選ぶようになり、さらに腰は伸びにくくなっていきます。
年のせいだけだと決めつけず、改善していくこともあります。
今40~50代の方は今の習慣がすごく大事になってきますよ!!
最後までお読みいただきありがとうございました^^