腰痛を持っている方で、腰が曲がったままで伸びないという方がたくさんおられます。
腰が伸びないと生活に支障をきたしてしまうことはもちろん、その状態で過ごしているとその他の場所にも悪影響が
出てきてしまいます。あなたはこんなことはありませんか?
☑腰がすぐに曲がってきて、姿勢が悪くなる
☑腰を無理やり伸ばそうとすると痛い
☑すでに椎間板ヘルニアといわれていて腰が伸びない
このような症状に悩んでいる方は、自分で解決しようとして体操をやってみたり、マッサージに通ったりしているけど
なかなか改善しないという方が多いのです。
実は腰が伸びないという1つの症状から、いくつかの原因が考えられます。
その原因がなにかが分かれば、治療の仕方も変わってくるのです。
そこで今回は腰が伸びないという症状を感じていて、腰痛がある場合の原因と対処法について解説していきたいと思います。
この記事の中にあなたの腰が伸びない原因がありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
腰が伸びない原因とは
腰が伸びない原因は1つではなく、いくつかの原因が考えられますので、以下に解説していきます。
あなたの年齢や生活習慣などを参考にしていただきたいと思います。
腰部脊柱管狭窄症である
高齢者の方に多いのが脊柱管狭窄症になります。
脊髄神経の通り道である脊柱管という骨のトンネルが、老化による変形で狭くなり脊髄神経を刺激してしまうことで
痛みや痺れが出る事をいいます。
脊柱管狭窄症で特徴的な症状が腰を伸ばしたり、反らすと痛みが起こるというものです。
なので、腰を前に曲げると楽になるという方が多いのです。
このような状態が維持されることで腰が伸がったままの状態になってしまうことが多いのです。
高齢者の方で腰が伸びない症状がある場合にはこの疾患を疑います。
腰椎椎間板ヘルニアである
椎間板ヘルニアでは、椎間板が飛び出して神経根を圧迫することで、腰に痛みを出したり下肢にしびれがあったりという症状が
出る事が多いですが、初期の痛みが強い時期は腰が伸ばせなくなるという症状が出る事もあります。
椎間板ヘルニアで腰が伸ばせなくなってしまうことは初期に多く、痛みが落ち着いてくるとそういった症状も消えてくる事が
多いです。脊柱管狭窄症が高齢者の方に多いのに対して、椎間板ヘルニアは20~40代の若年層に多くなっています。
骨盤が後傾している【後ろに傾いている】
生活習慣の身体の使い方の影響で、骨盤に歪みが出てきます。
骨盤が前傾【前に傾いている】している方は、反り腰といわれるような状態になっているため、腰が伸びすぎている状態になります。
その反対に骨盤が後傾すると、腰が曲がったような状態になってしまうのです。
骨盤が後傾しているのは、高齢者の方や慢性的に腰痛がある方などに多くみられます。
このような場合には、骨盤を矯正することによって改善させることができます。
長時間座りっぱなしの姿勢
長時間座っていることが多い方も注意が必要です。
運転することが多い、デスクワークをしている方などは股関節を曲げている状態がずっと続いています。
そうなると、股関節を曲げることに作用する腸腰筋という筋肉が縮みっぱなしになってしまいます。
立ちあがって腰を伸ばそうとする時は、腸腰筋は伸びる必要があるのですが、長い時間縮んだ状態になっているので
腰が伸びにくいということになってしまうのです。
腰が伸びない腰痛の対処法
腰が伸びない原因は4つありました。
このようなさまざまな原因に対してどのように対処すればいいのでしょうか?
以下にご紹介する対処法をぜひ試してみてくださいね。
椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症には治療を行う
この2つの疾患には治療を行いたい所です。放置すればだんだん悪化していきます。
これらの治療に用いられることが多いのが、痛み止めの薬や湿布がありますが、これらは対症療法であり疾患を治すというものには
あたりません。また、マッサージを受けるだけでも改善することはなく、全身の骨格や筋肉などの細かい調整をする治療が
必要になりますので、整体がおすすめです。
これら2つの疾患は手術が検討されることもありますが、もちろん程度によっては手技による治療で改善することが見込めます。
骨盤を矯正する
先ほどの骨盤が後傾することで腰が伸びないという原因がありますので、このような場合には骨盤矯正を行うことによって
正しい位置に戻し、楽に腰が伸びやすい状態を作っていきます。
矯正というとバキバキと音を鳴らして行うものだというイメージを持っている方も多いかと思いますが、
そんな激しいことをしなくても骨盤の矯正はできますのでご安心ください。
怖いイメージがある方も気軽に受けて頂けるものになっています。
【なぜ?】腰が伸びない腰痛の原因と対処法とは? まとめ
腰が伸びない腰痛の原因と対処法について解説してきました。
腰が伸びない原因には、すでに腰になんらかの疾患があることで症状が出てしまっている場合があります。
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症になっている方は、正しい治療を受けることが大事です。
骨盤に歪みがある場合は、放置してしまうとなんらかの疾患になりやすくなってしまうので、早めに矯正を受ける事がおすすめです。
自分で骨盤に歪みがあるのかはわからないので、一度診てもらってもいいでしょう。
痛みがなくても腰が伸ばしにくいと感じているのであれば、それはなんらかの異変が起き始めている証拠ですので、
早めに対処をしていただきたいと思います。
当院は腰痛を専門に整体施術を行っておりますので、どんなことでもお気軽にご相談くださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。