茨木市の整体なら「茨木はなおか整骨院」

男性

先日患者様からこのようなお悩み相談をいただきました。

朝起きて顔を洗う時に前かがみになるんですが、その時に腰が痛くなります。

その他にも掃除機をかけていたり、腰が前にかがむような状態になると痛みが出ます。

後ろに反ったり、回したりしても痛くはありません。

前にかがんだ時だけ痛くなるような腰痛ってあるのでしょうか?

常に痛いわけではないのであまり危機感もなく、ずっと放置していましたが私のような場合の腰痛は

どのようなことが原因として考えられますか?またどのように対処すればいいかも併せて

教えていただけると助かります。よろしくお願いします。

 

ご質問ありがとうございます。

 

腰痛って本当に色々な種類がありますし、痛みの出方もそれぞれ違います。

逆をいえば、どうすれば痛みが出るのか分かればおおよその腰痛の原因がわかってしまいます。

前にかがんだ時に腰が痛くなる場合もあれば、後ろに反った時に痛くなる場合もあります。

質問者様のように前にかがんだ時だけ腰痛が出るという方ってとても多いんです。

普段の生活を送っている時に常に痛いわけではないので、放置してしまう方もおられます。

しかし、放置は確実に腰痛を悪化させていきますので、早期に対処されることをおすすめします。

そこで今回は、前にかがんだ時に腰が痛くなる原因と治し方について解説していきたいと思います。

前にかがんだ時だけに腰が痛む方はこの記事を読んで、ぜひ参考にしてほしいと思います。

 

前かがみで痛い腰痛とは?

ストレッチ

まずは前かがみで痛い腰痛の定義について説明します。

前かがみで痛い腰痛とは、立っている状態で腰を前にかがめた時に腰が痛くなることを指します。

正式名称は「前屈障害型腰痛」といいます。

日常生活の中でこのような動きをする時ってどんな時でしょうか?

 

このような時に腰に痛みを感じている方がとても多いんです。

全ての動作に共通しているのは、立っている状態で前にかがんだ時に痛みが出るということです。

このような特徴を持った腰痛の原因は一体なんなのでしょうか?

 

前かがみの腰痛の原因

前にかがんだ時の腰痛の原因について解説していきます。

大きく分けると原因は2つに分かれます。

 

筋肉の緊張によるもの

前かがみにの状態になると背中・腰・ハムストリングス(太ももの裏)の筋肉が伸ばされ

緊張します。伸ばされた筋肉が腰周りを引っ張るために腰の部分で痛みを感じる事になります。

主に緊張しやすい筋肉としては、中殿筋やハムストリングスなどの筋肉ですが患者さんによって

緊張している筋肉が違うために、正確に原因を見つける必要があります。

これは猫背によって起こる肩こりや首の痛みにも同じことがいえます。

前かがみの姿勢を取ることでいろいろな筋肉に負担がかかってきます。

筋肉が原因で腰痛が起きている方は、腰に痛みを感じる方もおられますが臀部にも痛みを訴える方が

多い傾向にあります。

 

椎間板の異常によるもの

前屈姿勢になることで腰回りの筋肉に負担がかりますが、筋肉の疲労が蓄積されると

椎間板にも影響を及ぼします。前屈した時には椎間板の前方に強い圧力がかかってきます。

その圧力に耐えられずに椎間板が外に飛び出してしまった状態を椎間板ヘルニアといいます。

外に飛び出した椎間板が神経を圧迫することで強い痛みが走ります。

椎間板ヘルニアの場合は腰を後ろに反らせた時に痛みが軽減することが多いです。

また、椎間板ヘルニアになってしまうと前屈時以外にも痛みや下肢のしびれが出てくる事がほとんどです。

 

前かがみの腰痛の治し方

前かがみ時の腰痛の大半は筋肉の緊張からくるものになります。

椎間板ヘルニアは筋肉の緊張状態が長く続くとなってしまうリスクが高まりますので

痛みに気づいた時にしっかりと治しておきましょう。

以下に前かがみの腰痛の治し方について解説していきます。

ハムストリングスのストレッチ

まずはハムストリングスのストレッチになります。

ハムストリングスは太ももの裏の筋肉です。

写真では左足の太ももの裏を伸ばすやり方です。

ストレッチ

1.左足を前に出した姿勢を取ります。

ストレッチ

2.その姿勢から上半身を前に倒していきます。

前に倒す角度が大きいほどハムストリングスがよく伸びます。

しっかりと太ももの裏が伸びているのか確認しながら行ってくださいね。

反対の右足の太もも裏を伸ばしたい場合は右足を前に出してください。

 

殿筋のストレッチ

続いてお尻の筋肉のストレッチです。

写真では左の殿筋を伸ばすやり方です。

ストレッチ

1.椅子に腰かけ、伸ばしたい足を反対の脚の上にかけます。

ストレッチ

2.そこから上半身を前に倒していきます。

前に倒す角度が大きいほど殿筋がよく伸びます。

こちらもハムストリングスのストレッチの同様に伸びていることを感じながら行いましょう。

右足を伸ばす場合は反対の姿勢を取って下さい。

 

茨木はなおか整骨院での施術

上記で紹介した自分でできるストレッチでも腰痛の軽減を狙う事はできますが、

治療院での施術を受けたほうが圧倒的に早い改善が見込めます。

前かがみの腰痛は悪化させると椎間板ヘルニアに移行することがあるために早期の施術を受ける

ことをおすすめします。当院では腰痛を専門に施術を行っているため、前かがみの腰痛の施術も

得意としております。単なる筋肉疲労からきている軽い腰痛の場合ならまだ良いですが、

骨盤などの骨格が歪んでしまっていることで出る痛みの場合にはストレッチで改善させることは

難しくなります。

まず、痛みのない骨盤の矯正で正しい位置に戻してから、筋肉の緊張を取っていきます。

施術は機械を使わずにすべて手技にて行います。こうすることで確実に前かがみでの腰痛を

改善させることができます。

 

【要注意!】前かがみで痛む腰痛の原因と治し方 まとめ

前かがみで痛む腰痛の原因と治し方について解説してきました。

腰痛の中でも前かがみで痛む腰痛の占める割合はすごく高くなっています。

日常生活の中で痛みに気づいた時はまずご紹介したストレッチを行ってみてください。

この腰痛がひどくなってくると、安静にしている時にも痛みを感じるようになります。

腰痛だけではなく身体の異変には、早めの対処をしていただきたいと思います。

 

 

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